ピラティスの基礎知識!ヨガとの違い・効果効能・基本姿勢などを初心者向けに解説!

当サイトではピラティスの基礎知識を紹介しています。
ヨガとの違い・効果効能・基本姿勢などを初心者向けに解説していますので、参考にしてください。
エクササイズ方法には、マットの上でおこなうものとマシンを使うものの2種類があります。
目的に合ったタイプをおこなうのがお勧めです。
様々なところでレッスンが開催されていますが、このサイトではスタジオを選ぶ際のポイントも解説していますから、どこで習えば良いか迷っているときに役立つでしょう。
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ピラティスの基礎知識!ヨガとの違い・効果効能・基本姿勢などを初心者向けに解説!
- ピラティスはリハビリ目的で開発されたエクササイズ
- ピラティスとヨガにはどのような違いがある?
- ピラティスで得られる効果・効能とは?
- ピラティスはどんな人に向いている?
- ピラティスに取り組む頻度について
- ピラティスは正しい呼吸法で行うのが重要
- ピラティススタジオに通う際は体のラインがわかる服装がおすすめ
- ピラティス初心者が押さえておきたい基本姿勢
- 自宅でピラティスに取り組む際は集中できる環境を整えよう!
- ピラティスは準備体操をしてから行う!
- 食後に行わないのがピラティスのコツ
- ピラティスに取り組む際の水分補給について
- ピラティスは3ヶ月ほど継続するのが基本!
- 無理をしないのがピラティスを継続するコツ
ピラティスの基礎知識!ヨガとの違い・効果効能・基本姿勢などを初心者向けに解説!
ピラティスを始めたいと考えている人もいるでしょう。
その場合には基礎知識から押さえておくのがおすすめです。
似ていますがピラティスはヨガに体幹を鍛える目的、ヨガは心身の安定を主な目的にしているという違いがあります。
ピラティスをすると、インナーマッスルが鍛えられ、基礎代謝が高まると考えられます。
基本姿勢はニュートラルポジションとも呼ばれるもので、手のひらを下に向けて仰向けになり、両足を肩幅程度に開いて膝を曲げたものです。
ピラティスはリハビリ目的で開発されたエクササイズ
日本でも人気を集めているピラティスは、ドイツの看護師が生み出したエクササイズです。
リハビリ目的で誕生しているため、子供でも高齢者でも安全に行えます。
ピラティスには様々な特徴があり、呼吸と筋肉に意識を向けるので心身のバランスを整えます。
ヨガと似ている部分があり、エクササイズを続けると心身を同時に鍛えられます。
ピラティスは深い呼吸を行う有酸素運動で、体脂肪を燃やすのでダイエットにも役立ちます。
血液中の糖質がエネルギーに変換され、血糖値が下がって糖尿病などの生活習慣病を防ぎます。
有酸素運動はストレス解消だけでなく、質の良い眠りもサポートします。
ピラティスの胸式呼吸を学ぶと、全身に酸素を取り入れながら無理のない運動を続けられます。
日本人は猫背など姿勢が悪い人が多いですが、エクササイズを続けると骨盤や背骨の位置が正しくなります。
骨格の歪みや筋力不足を解消しながら精神を統一し、美しいプロポーションを保てます。
ピラティスとヨガにはどのような違いがある?
ピラティスは、インナーマッスルや体幹を鍛え強度のある筋肉づくりを目指すプログラムです。
マットの上でのポーズやマシンを使って体幹が鍛えられ、背骨や骨盤の矯正や姿勢の改善に繋がります。
骨格のゆがみや筋力不足が解消されます。
ヨガはポーズによって体の柔軟性を高めたりストレッチ効果を得ることが出来ますが、呼吸法や瞑想を行うことで心と体を結びつけることを目的としています。
どちらかと言えば精神面に重点が置かれており、リラックス効果やストレス解消に繋がります。
どちらも呼吸と運動を組み合わせたエクササイズですが、ピラティスはボディメイクやトレーニングを行って美しく健康的に体を鍛えることを目的としています。
ヨガは、体を鍛えるのとあわせて心を整えることを目的としています。
どちらをやるか迷ったら両方取り組むことをお薦めします。
目的や効果をしっかり理解することで相乗効果を得られるでしょう。
きれいな体と心のバランスを今すぐ手に入れましょう。
ピラティスで得られる効果・効能とは?
ピラティスの効果・効能に挙げられることとして、まず第一に挙げられるものが、体幹やインナーマッスルの強化です。
呼吸に関わるインナーマッスルを始めと体幹をきたえる事に重きを置いているのがピラティスです。
通常の運動、また普段の生活の中では意識してトレーニングすることができない深い部分の筋肉を鍛えることが可能です。
体幹が鍛えられれば体の軸が定まって、姿勢の改善、また運動パフォーマンスの向上など、数多くのメリットが得られます。
そして姿勢改善や矯正効果も期待できます。
体幹を鍛える多くの運動を取り入れることになりますが、日ごろの生活から姿勢を良くするために必要となる筋肉をトレーニングすることが可能です。
体の歪みによって生じていた肩こりなど、身体的な様々なトラブルの改善にもつながるでしょう。
さらには身体の調整力の向上や怪我の予防、リハビリ効果なども期待できます。
現在でも理学療法の現場で実際にピラティスは取り入れられていて、その効果がわかるでしょう。
ピラティスはどんな人に向いている?
ピラティスはヨガをベースに作られています。
そのためヨガのように軽い動きが多いと思われがちですが、実際は体幹を鍛えるエクササイズが多いのです。
よって、ピラティスに向いている人は体幹を鍛えて姿勢を整えたい人や全身の筋力量を上げたい人ということになります。
また、落ち着いた環境で深い呼吸と共に行いますので、心身共に鍛えたい人や自分と向き合う時間を作りたい人などにもおすすめです。
一方でピラティスは継続することで効果を発揮するため、短期間で結果を出したい時には向いていないかもしれません。
もちろん、体幹を鍛えるエクササイズなので全身を引き締めたい人やダイエットしたい人にも効果的です。
加えて、ピラティスは負荷の強い動きも多いので初心者の方はインストラクターの指導を受けることが推奨されますが、基礎的なやり方を覚えたら自宅でも行うことが出来ので、多忙でジムなどに通うのが難しい人にもおすすめの健康法だと言えるでしょう。
ピラティスに取り組む頻度について
ダイエットやボディラインを整えるためにピラティスを始めた場合、たくさんやりたくなってしまう人も多いと思います。ですが、やりすぎは禁物です。ピラティスを行った場合、身体の筋肉はかなり疲労するため適切に筋肉を休める時間が必要です。無理に負荷をかけ過ぎると筋肉を痛めてしまう場合もあるので注意が必要です。一般に、初心者の場合は週1回くらいから始めるのが良いとされています。そして、馴れてきたら徐々に回数を増やして週3〜4回程度の頻度で行えば、健康的に全身の筋力を高めることが出来ます。週1回と決めた場合でも身体が疲れていると感じた場合はピラティスを行わないなど、自分の身体と対話しながら続けていくことが大切です。また、ピラティスは短期間で集中的に行うものではなく、継続していくことが大切だとされています。そのため、無理のない頻度で行うことがとても大切です。継続するためにはモチベーションの維持も大切ですが、自宅で気ままに行う方法やジムなどに通って仲間と一緒に取り組むやり方があるので、自分にあったやり方を見つけて気軽に楽しみましょう。
ピラティスは正しい呼吸法で行うのが重要
ピラティスの呼吸は胸式呼吸で交感神経を活発にし心身をリフレッシュするために用いられます。身体に酸素を十分に取り込むことで頭をすっきりとさせて、エクササイズの作用を高め、酸素が隅々行き渡るので全身の新陳代謝を活性化させるのにも役立つので、ピラティスを始める上で最初に正しい呼吸法をマスターすることがとても重要となります。では呼吸法の基本は、骨盤の上に背骨を乗せて頭の先が引っ張られるような姿勢をとります。この時肩に力を入れずに自然に落とした状態で、呼吸のたびに上がらないように意識しましょう。これが基本の姿勢で、お腹を膨らませないように肋骨の下あたりに手を添えて、胸と背中にかけて膨らませるように鼻から息を吸います。息を吐く時には吸った時の倍の時間をかけて行い、ゆっくりと時間をかかけて少しずつ吐き出していきましょう。この動作をマスターできれば、エクササイズにおいて十分な内蔵や骨格、筋肉への効果を与えることができますし、何より毎日の生活で心身をリフレッシュしやすくなります。
ピラティススタジオに通う際は体のラインがわかる服装がおすすめ
ピラティスを行う際の服装には特に決まりはありません。近年は、専用のウェアも数多く販売されていますが、動きやすいものであれば手持ちのジャージやTシャツ、スウェットパンツなど行っても問題ありません。ただし、生地が厚手のものは肘や膝などの関節が曲げにくくなるため、生地が薄めのものを選択すると良いでしょう。また、ピラティススタジオに通う場合は、できるだけ体のラインがわかる服装を選ぶのがおすすめです。体のラインが強調されるウェアに抵抗を感じる方も多いかと思いますが、大きめのサイズのウェアはポーズによっては動きが妨げられる恐れがあります。加えて、体のラインが分からないウェアだと、インストラクターが正しい動きができているのかを判断しにくくなってしまいます。せっかくレッスンスタジオに通っても、思ったような効果が得られなくなる恐れもあるので、ピラティススタジオに通う場合は体にフィットしたウェアを選択しましょう。
ピラティス初心者が押さえておきたい基本姿勢
アンチエイジングや体質改善や体力強化や体幹強化やダイエットや骨盤矯正のために運動を始めたいけど、ヨガとピラティスで迷っているという方は多いのではないでしょうか。メンタルケアよりもフィジカルケアを重視したハードなエクササイズを求めているなら、大きい筋肉もインナーマッスルも鍛えられるピラティスを選ぶべきです。ピラティス初心者がまず最初に押さえておくべき基本姿勢は、ニュートラルポジションです。膝を曲げた状態で両手を自然に下ろして手のひらを下にして床に仰向けに寝そべり、骨盤のポジションを安定させる姿勢です。全ての動作がニュートラルポジションから始まりますので、正しくマスターすべきです。初心者が陥りやすいNGポイントと言えば反り腰です。寝そべったときに腰と床の隙間に大きな隙間が出来ている人は反り腰になっている証拠ですので、その隙間を埋めるような感覚で背骨を真っすぐに伸ばし自分なりのニュートラルポジションを探り当てましょう。
自宅でピラティスに取り組む際は集中できる環境を整えよう!
自宅でピラティスに取り組む際に気を付けたいのは「環境を整える」ということです。スクールでは、同じ目的を持った仲間たちと集中できる環境が用意されていますが、自宅ではリラックスしながら行うことができるものの、自由度が高いために、集中できる環境を作ることが難しいこともあります。環境を整えるために大切な事の一つに「時間の確保」があげられます。特に、子育てなどをしている女性は、子供がお家にいる時間帯だと一人で無心に行うことが難しくなります。お子様がいない時間帯に行うようにしましょう。また、リビングなどお家の中でも広いスペースを確保できる場所でピラティスをやるようにすることも重要です。動いている際に邪魔になるものがない場所で行うことで、正しい姿勢をキープすることができたり、心身ともにリラックスしながらピラティスを行うことができます。アロマなど香りを感じられるものも、お部屋においておくのもおすすめです。
ピラティスは準備体操をしてから行う!
全身の筋肉をバランスよく鍛えられ二の腕やウエストや太ももが自然と引き締まり美しいメリハリボディが完成する、インナーマッスルが強化され骨盤の歪みや腰痛や猫背や肩こりや反り腰が解消されて姿勢が良くなる、基礎代謝アップや脂肪燃焼や姿勢矯正や柔軟性向上や筋肉増強や可動域拡大という多角的なアプローチのボディメイクが叶うなど、ピラティスはメリットだらけでオールマイティーな運動です。ヨガとは呼吸法や体への作用が違い似て非なるものです。ピラティスはヨガに比べてハードなエクササイズですので、組織を痛めないようにするための準備体操が必要不可欠です。ウォーミングアップのための念入りなストレッチにプラスして行いたいのが、フォームローラーを用いた筋膜リリースです。全身のストレッチと筋膜リリースで体を柔らかくしておくと怪我の予防になりますし、パフォーマンスも向上して運動後の筋肉痛・筋肉疲労も抑えられます。準備体操だけではなく、運動後のアフターケアもしっかりと行いましょう。
食後に行わないのがピラティスのコツ
胸式呼吸で体にたっぷりと酸素を取り込みインナーマッスルを鍛えながらコンディショニングをするというのがピラティスの特徴で、ヨガとは性質が少し異なります。ピラティスの方がヨガよりもハードで運動量が多めです。そこで重要になってくるのがピラティスを行うタイミングです。意外とハードな動きで負荷がかかったときに無酸素状態になったりもしますので、食後すぐに行うのはNGです。少なくとも食事をしてから2時間は間隔をあけましょう。食後の血糖値を下げるには、食事をしてから30分というタイミングを狙って体を動かすのが良いとされていますが、消化に影響を及ぼすようなハードな運動は避けるべきです。胃の中に食べ物がある状態で運動すると気持ち悪くなってしまうこともありますので、タイミングを見計らって自分なりのベストな時間を見つけることが長続きのコツです。ピラティスを行うベストタイミングは朝です。朝活に取り入れると、その日一日めぐりの良い状態で過ごせるようになります。
ピラティスに取り組む際の水分補給について
ピラティスを行うとかなりの汗を掻くことになるため、水分補給は欠かせません。ピラティス時の飲み物については水がおすすめです。なぜなら、吸収が良いので排出した水分をすぐに補えるというメリットがあります。また、エクササイズの時間や発汗量にもよりますが、1〜2リットル程度を飲めば老廃物の排出も促してくれるので便秘改善や肌荒れ対策にもつながります。逆に飲まないほうが良いのがアルコールや甘い飲み物などです。アルコールが体内に入った状態で激しい運動をすると血圧の異常などにつながる危険性があるため、絶対にやめましょう。甘い飲み物については糖分がたくさん含まれているため、せっかく運動でエネルギーを消費しているので逆効果です。一見良さそうに見えるスポーツドリンクも中には糖分がたくさん入っているタイプがあるので、成分表示をよく確認してアミノ酸などのトレーニングに効果的な成分のみが入った商品を選びましょう。加えて、最近は健康維持のためにプロテインを飲む人も多いと思いますが、これは運動後に飲むことで疲労回復や筋力増強効果が期待できるとされています。そのため、ピラティス中は水を飲んで、終わった後に飲むようにしましょう。
ピラティスは3ヶ月ほど継続するのが基本!
モデルさんや芸能人、また特に意識高い系の女性に人気のエクササイズの一つにピラティスがあげられますが、体質改善にもつながります。美を求める上で、身体を変えていく事、そして運動というのは重要な要素となります。その中でピラティスを取り入れていく事で体質の変化というのも期待出来ますが、少なくても3ヶ月ほどは継続することが必要です。 1日2日で変化が起こることはまずありませんし、継続していく事で体は徐々に良い方向に向かっていきます。ヨガはストレッチや瞑想的なイメージですが、ピラティスはどちらかというとインナーマッスルを鍛えたりするエクササイズです。動きは激しくはありませんが、強度は意外と強いですし健康的に鍛えることが出来るのがポイントです。まずは自分で理想的な身体の目標を立てて、それに合ったプログラムを組んでいきます。最初は強度の低い所からスタートして徐々にそのレベルを上げていきますが、続けることが大事です。
無理をしないのがピラティスを継続するコツ
ピラティスはインナーマッスルの強化や姿勢改善などが期待できるエクササイズです。ヨガをベースにしているためいろいろなポーズを取りながら行いますが、その姿勢はインナーマッスルにかなり負荷の掛かるものも多いので無理をしないことがとても大切です。筋肉は負荷を掛けると筋繊維が一時的に破壊されますが、適切な休養と必要栄養素を摂取すると、破壊前より強く修復されるという特徴があります。そのため、ピラティスを行う場合も適切な休養と栄養摂取が大切です。休養についてはすでに持っている筋力によって変わりますが、初心者なら週1回くらいのペースで行うのが良いとされています。馴れてきたら週2〜4回程度行うことが出来ますが、その場合も身体に負担を感じたら休養を取るなど、身体の状態を見極めながら行うことが大切です。また、このエクササイズは継続することで大きな効果を発揮するため、無理をしない範囲で取り組んで、心身ともにストレスなく取り組むことで健康な身体を作ることが出来ます。